『鍛錬』のお酒造りは、今年の4月から始まっています。
初めてのクラウドファンディングがスタートして1週間が過ぎました。
応援していただいた皆様ありがとうございます。
始まるまでは、ヒヤヒヤ、ドキドキ、ワクワク、イライラなど落ち着かない日々を送っていましたが、スタートして1週間、こんなに応援してくれていたのかとびっくりです。
クラウドファンディングは12月1日からのスタートでしたが、実は2020年4月からお酒造りはスタートしていました。
写真は2020年4月21日の「越淡麗」(酒造好適米)の苗作りの時のもので、種まきから芽出しを終え、苗箱を外に並べているところです。
「露地プール育苗」という方法です。隣はビニールハウスでの育苗です。
「露地プール育苗」は苗にとっては過酷な環境ですが、丈夫な苗に育ちます。
渡辺酒造店では苗からすべて自社で育てています。自社でお米から作るドメーヌ方式をとっているのです。
育苗方法は現在3種類使い分けていますが、「越淡麗」はもっとも過酷な「露地プール育苗」です。
遅霜が降りる年は、苗の先が赤くしもやけ症状になりますが、自力で回復します。そして強くなっていきます。
そのほかはビニールハウス内で育てる方法ですが、「プール育苗」と「散水育苗」があります。
ビニール内で育てるいわゆる温室状態での育苗と、「露地プール育苗」では苗の強さが違います。
「越淡麗」はそれに耐えられるお米なのです。
『鍛錬』のお酒造りは、正しくお米が小さな時から鍛練を積み重ねて出来ていくのです。
過酷な環境で鍛え上げることで、強く丈夫なそして美味しいお米に育ちます。
このお米たちが『鍛錬』という高級酒になっていく過程をこれからもお話ししていきます。
皆様のところへ届くお酒の「ものがたり」の始まりです。
■活動レポート一覧
2021/04/12
出荷が始まりました。
2021/03/30
『鍛錬』2020ビンテージ出荷
2021/03/16
『鍛錬』生原酒
2021/02/18
雪の大地にのぼる湯気
2021/02/09
いよいよ酒造りの終盤です。
2021/01/26
大雪もお酒造りには最適な環境
2021/01/14
等級検査が始まりました。
2021/01/04
いよいよ稲刈りです。
2020/12/24
酒造りは、農業だ!
2020/12/17
田植えも順調に
2020/12/08