田植えも順調に

2020年の春は、雪解けが早く育苗の作業は順調に進みました。
近年は強風が多くなり、苗の葉先が傷みがちで苦労していますが、今年はそんなこともなく丈夫な苗になりました。

「露地プール育苗」という過酷な環境ですが、今年は気候も良く青々とした苗になっています。
この時から今年の越淡麗には期待を寄せていました。
田植えは5月の連休明けから始まり、通常下旬までかかります。
五百万石、コシヒカリ、越淡麗の順番で、5月21日には無事終了しました。

田植え機は8条植えの大型機械を2台使って、苗の一番いい状態を見定めて植えていきます。
何といっても田植えが終わるとまずはほっとします。
これから美味しいお酒になるために、どんどん成長していきます。
その過程を毎日つぶさに観察して、手をかけていくのは、自社での生産だからできることです。
子どもの成長を見守るように毎年楽しみにしています。