- 日本酒
- 焼酎
- 見学
花春酒造
会津を思うことは、人を思うこと、酒を思うこと、時代を思うこと。春夏秋冬、会津の美しさを愛し思います。そして会津人であることを誇りに思います。会津の人は、心の奥の大切な想いを声高に主張せず、もっと別の表現をする。控えめで不器用だけど、あったかいという昔ながらの方々もまだ多くいらっしゃいます。「会津のよさは酒の良さ」というキャッチフレーズには、いっぱいある「会津のよさ」のほんの少しでも「酒の良さ」で表現しているつもりですという控え目なものです。
「花春」という名は漢詩「花開酒国春」から生まれました。戊辰の役の落城で会津が悲嘆にくれる中、花のような明るさと春のような和やかさを取り戻したいとの願いが託されてとのことでした。昔も今も酒は格好のコミュニケーションツールです。特に日本酒は海外でも評価が高まっています。会津から日本全国へ、そして世界へ。花春が人々の心を繋ぐお役に立てたら・・・。そんなことを思うと、ますます楽しみですね、これからの時代が。
ものがたり酒店的おすすめポイント
会津の豊かな自然に包まれた中に酒蔵があります。
「美味しいお米」と「良質な地下水」、会津の積雪と寒さによって引き出された旨味、まろやかさ、深い味わいの花春のお酒は、これまで数々の金賞を受賞しています。
工場見学もできますので、実際に酒蔵を訪れて「花春」の味わい深いお酒を生み出す会津の風土を是非感じてください。
花春酒造の特徴
花開酒国春
享保三年(1718年)徳川幕府八代将軍吉宗公の時代、奥州岩代の国会津では藩主松平正容(まさたか)の治世の下、現代に続く地場産業が発達しつつありました。この時代に花春酒造の創業者宮森久右衛門は、鶴ヶ城外堀門天寧寺口東側の一角に、屋号を「井筒屋」、酒銘を「天正宗」として酒造業を興し、鶴ヶ城を支えた井戸と水脈を同じくする地下水を用いて仕込まれた酒は、近隣の武家や商家に愛され、江戸時代後期には隣藩領地にも出荷され好評を博しておりました。
幕末、戊辰の役で蔵は戦火に遭い消失。戦禍に打ちひしがれた人皆、悲嘆に暮れておりました時に直ちに復興し、なによりの慰めであった酒を再び造ることがかないました。その際、人々の心に花のように明るく春のように和やかな気持ちを取り戻すべく、漢詩「花開酒国春」より「花春」と酒銘を改め現在に至っております。
蔵元のこだわり
-
良質な地下水
冬の積雪は雄大な山々と盆地に懐深く蓄えられ、磨かれて良質な地下水となります。 日本酒の繊細な味と香りを生み出すのは美味しい水でしか成し得ません。
-
美味しいお米
会津は越後山脈と奥羽山脈に挟まれた盆地であり、冬は雪深く夏は厳しい暑さとなります。 この寒暖差のある気候と、日本海に注ぐ大きな川と肥沃な土地が良質で美味しいお米を育みます。
-
酒を育てる気候
生まれたての酒を貯蔵することで旨味、まろやかさ、深い味わいを引き出す事ができます。 会津の積雪と寒さは、この貯蔵にも最適な気候・風土といえます。
お酒紹介
花春酒造のお酒の一部を紹介します。
酒蔵探訪・アクセス
会津の豊かな自然に包まれた中に酒蔵があります。
会津のよさは酒の良さ、酔うほどにのどかになる花春のお酒を是非味わってみてください。
見学無料/見学予約(1ヶ月前に要問合せ)/営業時間:8:30~17:30/定休日:土・日・祝日
ガイド有り/ショップ無し/試飲可