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阿櫻酒造株式会社
心を酔わす酒造り
阿櫻酒造は明治19年にかまくらで有名な雪深い町 秋田県横手市に創業された伝統ある酒蔵です。また横手市のシンボルである横手城の別名は、「阿櫻城」とも呼ばれております。 恵まれた自然風土と蔵人たちの酒造りにかける情熱は、阿櫻酒造の誇りであり、130余年の歴史そのものです。
全国五大杜氏の一つである秋田の山内杜氏 照井俊男のもと、情熱を燃やす蔵人達により、技の粋を集めた長期低温醗酵の秋田流寒仕込のお酒を醸しております。米どころ秋田の地元米のみで醸した、華やかな香りと、まろやかな味わいが調和した飽きのこない飲み口の良さが阿櫻酒蔵のお酒の特徴です。
経営理念
飲む方に、蔵人の情熱が伝わる酒造り
飲んでいただくお客様が求める酒をいつも追求し、旨い酒を造る 阿櫻の伝統と蔵人の情熱が「傑作」を生み続けます。
時代を超え、原点を見据える
お酒が初めての若い世代や女性にも「日本酒のある普段の生活」を楽しんでいただくために、「遊び心をもった、酒のニューフェース」造りも積極的に進めています。
すべての商品に、時代を越えて「魂」を注ぎ込んでいきます。
阿櫻酒造の特徴
酒造りへのこだわり『長期低温発酵「秋田流」寒仕込み』
秋田の酒造りの特徴、それは秋田流長期低温醗酵といわれる秋田の気候風土を上手に利用した醸造方法です。 秋田流寒仕込みの酒造りは冬の到来とともに始められ、最も寒い時期に最盛期を迎えます。寒冷降雪期のこの時期は雪により空気は綺麗に浄化され、その雪に埋もれた蔵は、酒造りに最も適した室温が大きく変化する事もなく一定に保たれるため、非常においしいお酒が醸し出されます。
阿櫻の酒造り
★1.酒米・精米
酒米は日本酒の主原料です。主に「酒造好適米」という酒造りに適した米を使います。
使用する原料米によって味は大きく変わってきます。 阿櫻では大部分のお米を玄米で仕入れ、丁寧に自家精米しております。
米の出来具合に合わせた精米が出来ることが一番のメリットです。
★2.洗米 → 浸漬
純米酒以上の特定名称酒については、全量手洗いにて洗米を実施。
極寒での手洗いは大変ですが、原料処理に手間を惜しみません。
米粒の中心部まで充分に水分を含ませます。
蒸したときに最適な状態にするため、洗米同様に分単位、秒単位で調整します。
★4.麹造り・酒母造り・醪造り
麹造りは酒の良し悪しを決める大事な作業のひとつです。
昼夜を問わず細心の注意を払いながら、温度管理された麹室で育てて行きます。
酒母造りは、酒造りの主役である「酵母」を育てる工程です。
発酵を健全に行う為。多くは優良な「酵母」を阿櫻では「速醸」で醸しています。
酒母に麹、蒸米、水を加えて醪を仕込みます。
日々何度か櫂入れを行い、温度調節をしながら醸し、具合を調整し、味わいと香りが作られていきます。
★5.搾り~貯蔵
出来上がった醪を絞って酒と酒粕に分け、白い濁り部分を沈殿させて上部の清澄した酒のみを取り出し、さらに濾過して清酒になります。
殺菌と残存酵素を破壊するため、火入れを行い、貯蔵します。
貯蔵によって酒質が安定し、静かにじっくりと熟成されていきます。
蔵元のこだわり
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阿櫻×テロワール
阿櫻らしさを追求すると共に、原材料・造り手・産地にこだわったテロワール化への取り組みを進めております。
蔵人が横手で育った酒米を栽培し、横手の水で山内杜氏が醸す酒造りにこだわっており、米どころ秋田の地元米で醸した、華やかな香りとまろやかな味わいが調和した飽きのこない飲み口の良さが阿櫻酒蔵のお酒の特徴となっております。 -
山内杜氏 照井 俊男
全国五大杜氏の一つである秋田の山内杜氏 照井俊男のもと、情熱を燃やす蔵人達により、技の粋を集めた酒造りをしております。
近年、酒造技術の改良と酒質の向上に励み、全国にその技術水準の高さを知らしめるなど、そのたゆまざる努力が今日の銘醸地秋田の基礎をつくり上げました。平成27年 秋の叙勲 黄綬褒章受章
全国新酒鑑評会 金賞受賞 (5年連続11回目)
平成30年 秋田清酒品評会 吟醸酒の部 優等賞
平成30年 東北清酒鑑評会 吟醸酒の部 評価員特別賞(優等賞) (2年連続)
令和元年 秋田清酒品評会 吟醸酒の部 秋田県知事賞
お酒紹介
阿櫻酒造のお酒の一部を紹介します。
蔵探訪・アクセス
〒013-0041 秋田県横手市大沢字西野67-2
安心と信頼は製造業としての責務です。
造り手の想いがしっかりとお客様に届き、感動をあたえ続けることで、阿櫻酒造の取り組みに酔っていただけるよう邁進してまいります。
蔵見学
ご予約にて承っています。まずはお問い合せください。
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