- 日本酒
- 見学

あさ開
藤尾正彦 南部杜氏紹介
2005年度 厚生労働大臣賞「現代の名工」
南部杜氏の故郷として知られる岩手県紫波郡に生れ、18歳の時に親戚のつてを頼って千葉県の酒蔵に出稼ぎして以来、半世紀にわたって酒造りに携わる。
全国各地の蔵でその腕を磨き、1984年よりあさ開の杜氏に就任。
平成17年度に厚生労働省の「特定技能者表彰制度(現代の名工)」選出。
『酒造りは農業。手間暇を惜しんではいけない。』と語り『常に基本に忠実である事』がモットー。
蔵元のこだわり
-
酒づくりの基本は「1麹、2もと(酒母)、3造り(もろみ)」
酒造りの基本は、人力であろうが、機械であろうが今も昔も変わりません。
「1麹、2もと(酒母)、3造り(もろみ)」と言う言葉があって、酒造りを左右する大きな要素になっているんですが、最初の工程である麹づくりはもっとも 気の抜けない作業で、2昼夜が勝負。温度、湿度などの環境によって変化を重ね、ひとときも休むことなく発酵の度合いを変えていきます。
たった2昼夜で全ての味に影響を与えてしまうなんて、酒はほんとうに生き物という言葉がピッタリです。
お酒紹介
あさ開のお酒の一部を紹介します。
蔵探訪・アクセス
〒020-0828 岩手県盛岡市大慈寺町10番34号
酒蔵見学
あさ開では、伝統の手づくり工程と近代工程の2つを併せ持つ酒蔵です。その酒蔵を無料で見学でき、酒造りを学ぶことができます。
ご見学は事前にご予約ください。
【時間】9:00~16:00(受付15:30 通常期間)
【休館日】不定休
【駐車場】大型バス3~5台・普通車約30台(無料)
見学コース
1.昭和旭蔵
昭和63年完成。白壁に黒瓦という純和風の仕込蔵で都市景観賞受賞。
「手造り工程」と、新鋭設備による「近代工程」がご覧いただけます。
2.製品工場
搾りたてのお酒や貯蔵しているお酒を、ビン詰・ラベリングなど、製品になる最終段階の工程が見学できます。日によって容量の違うお酒がビン詰めされております。
3.地酒博物館
お酒の無料試飲が出来る他、季節商品やその場でビン詰をするお酒、限定のお酒、酒の肴にピッタリの岩手県産珍味、酒器など取り揃えております。きっとあなたに合うお酒が見つかるでしょう。