- 日本酒
数馬酒造株式会社
心和らぐ清酒(さけ)造り
心華やぐ会社(いえ)作り
心豊かな能登(まち)創り
数馬酒造は海山の自然に恵まれた石川県能登町に位置する蔵元です。
奥能登を代表する清酒「竹葉」をはじめ、地元の契約農家が栽培する能登の米と山間から湧き出る良質な水にこだわった、美味しい酒造りに励んでいます。
創業から1世紀半。
数馬酒造は
心和らぐ清酒(さけ)造り
心華やぐ会社(いえ)作り
心豊かな能登(まち)創り
という理念のもと醤油を醸し、酒を醸し地域と共に歩んできました。
今、あるものを活かしながら能登から社会へと新しい価値観を創造し、この町の価値と伝統を守りながら地元企業としてのあるべき姿を追求する。
水と米によって酒が醸されるように、これからも様々な活動を通して多くの人と出会い、人と人、企業と企業の相乗効果によって能登全体が醸されたらと願っています。
豊かな能登の未来を目指して。
数馬酒造の特徴
能登を醸す
心和らぐ清酒(さけ)造り
心華やぐ会社(いえ)作り
心豊かな能登(まち)創り
持続可能な能登の未来を創るため、
能登の美しい自然と文化、そして産業を次世代に繋ぐことが私たちの使命です。
- 酒米の9割に能登の契約栽培米を使用しています。
- 能登の山の湧水(超軟水)を使用しています。
- 耕作放棄地を開墾し、水田作りからの酒造りに取り組んでいます。
- 信頼と挑戦を大切にした社員蔵人による醸造体制を構築しています。
- 持続可能なものづくりを通して地域課題を解決します。
日本酒をベースとしたリキュールの製造
梅酒ブーム到来に先駆けて、数馬酒造では梅酒の製造にも取り組んできました。使用する梅はもちろん能登産。
毎年より良い味わいになるよう、独自の製法で試行錯誤を重ねています。また、地元の水飴を使用した、ほのかな甘みが特徴的な新しいタイプの梅酒やゆず酒づくりにも挑戦しています。
能登産の原材料にこだわった手作り醤油
能登最古の歴史を持つ醤油蔵をルーツとする数馬酒造では、米の栽培に適さない耕作放棄地で作られた大豆と小麦、そして能登の大地に育まれた仕込み水を利用した醤油づくりにも取り組んでいます。
舞台となるのは廃園になった地元の保育所。ここを醤油蔵として改装し、既存の醤油蔵から移転しました。
蔵元のこだわり
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自社精米へのこだわり
酒造りの基礎となる米。数馬酒造では原料の良し悪しを見極めるため、自社での精米にこだわっています。玄米から仕入れるため米の再選別ができ、その年の米の状態によって1%単位で磨きが調整できるのが最大の利点。また、食品の安全性を確保するために、栽培や飼育から加工、製造、流通などの過程を明確にする、いわゆるトレーサビリティーが可能となり、安心して飲める日本酒を提供できるようになりました。
地元能登の契約農家と連携栽培
現在、県内で登録されている酒米「石川門」「山田錦」「五百万石」の全品種を、地元能登の契約農家4社と連携して栽培するなど、使用する原料米の90%が能登産となっています。能登の自然と共存共栄できる環境を目指し、農家の協力のもと無農薬無化学肥料での米作りも始めました。その中のひとつである「株式会社ゆめうらら」さんの水田は、2013年に水田環境の格付けでトップランクに位置する「環境特A地区」の認定を受けています。
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能登町山間の湧き水を使用
日本酒を造るうえで非常に重要な仕込み水ですが、その硬度によって酒の味は大きく変わります。能登半島の内陸部に位置する能登町(旧柳田村)。数馬酒造では、この地の山間から湧き出た水をタンクローリーで汲み取り、仕込み水として使用しています。元々、能登の水は酒造りに適していると言われていますが、とくにこの湧き水は硬度が1.7と全国トップレベルで柔らかく、口当たりの優しいふくらみのある酒造りには欠かせないものとなっています。
じつはこの仕込み水が湧き出る山は、数馬酒造の先代の杜氏が管理していたものでした。当時から酒造りに合う水を探し求めていた杜氏がある日「いつも喉が渇いたときに飲んでいるこの美味しい水はどうか」と分析してみたところ、じつに素晴らしい結果が出たそうです。より良い仕込み水を求めて厳選を重ね、ようやく辿り着いたのがこの水なのです。
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地元農家と連携した「水田作りからの酒造り」
世界農業遺産に認定された能登の里山里海の景観を維持するため、地元農家と連携した「水田作りからの酒造り」に取り組んでいます。
耕作放棄地を開墾し、水田に変え、さらに米の栽培も行うこのプロジェクトは、2014年の開始以来およそ東京ドーム5個分の耕作放棄地の削減に成功しています。2015年には醸造責任者に社員を据えて、杜氏制の酒造りから社員が一丸となった酒造りに切り替えました。チームワークやコミュニケーションを大切にした柔軟性のある醸造環境を整えることで、若手が活躍できるクリエイティブな酒造りを目指しています。また、酒質の向上、顧客ニーズへの柔軟な対応、継続性のある醸造環境の構築を目指し、毎年積極的な設備投資も行っています。