- 日本酒

塩川酒造株式会社
塩川酒造の特徴
仕込み蔵は大正元年(1912年)に建てられた土蔵倉。
仕込みタンクは650Lから6500Lまでサイズを使用し、白米150kgから1600kgまでの仕込み規模にて、大吟醸から普通酒まで全ての商品に対してきめ細かな温度管理が出来る体制になっています。
内部には冷却用サーマルタンク25基が配備され、自動冷却装置を施し、高級酒造りに特化した仕様となっています。醪の発酵管理はもとより貯蔵酒も徹底した温度管理をしております。
冬場は仕込みタンク、夏場は貯蔵用のタンクとして使用し、屋外の貯蔵用大型冷蔵庫3基を併用することにより、全商品が5℃前後にて冷蔵管理できる体制です。
基本となる味わいは数値的には辛口でも日本酒本来の旨さを感じることが出来る、淡麗にして旨口の切れの良い酒質を目差しています。
創業当時から造っている純米吟醸から、輸出用のワインのような色味の日本酒まで、地酒を世界中の方々に親しんで頂くため、新たな日本酒の開発や海外での現地製造にも積極的に取り組んでいます。
蔵元のこだわり
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砂丘地帯の砂濾過された中硬水
仕込み水、洗い水共に砂丘地帯で砂濾過された中硬水の地下水を使用しており、古信濃川の支流である西川に向かって水脈が形成されています。新潟の風土を活かした酒造りをしています。
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地産の原料米
新潟県産米のみを使用することにこだわっています。当蔵の酒造りで使っている酒造好適米の越淡麗は、平成18年に山田錦と五百万石を掛け合わせて誕生した酒米です。
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sakeを世界へ
新潟の地酒をsakeとして世界に広める為に輸出用の地酒を開発し、日本酒の海外での現地生産にも取り組んでいます。
お酒紹介
塩川酒造のお酒の一部を紹介します。
Cowboy Yamahai 山廃純米吟醸原酒
Fisherman Sokujo 速醸純米吟醸酒
のぱ 純米酒
願人 山廃純米吟醸
越の関 純米大吟醸
古来より信濃川の伏流水が豊かで、良質な水に恵まれた土地です。信濃川の支流である西川と江戸時代に人力で掘削された新川の立体交差が一望でき、豊かな穀倉地帯が築かれてきた歴史を感じることができます。
近年では地酒を世界中の方々に親しんで頂くため、新たな日本酒の開発や海外での現地製造指導にも積極的に取り組んでいます。
尚、蔵元は幼少期から顕微鏡片手に見えない世界を覗いてみたり小動物を飼育するのが好きな子供でした。