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山村酒造
山村酒造の特徴
“阿蘇の酒”を造る蔵元
宝暦12(1762)年に生まれた「山村酒造」は阿蘇外輪山の伏流水と阿蘇の米を使い、阿蘇の人の手で“阿蘇の酒”を造る蔵元です。
阿蘇の地域の人たちの間で愛されている「れいざん」は2時間飲み続けても飲み飽きさせません。
「霊山・れいざん・寿安山」名前の由来
古来人々は気高い山を神々の宿る山「霊山」と呼んで崇めました。
日本には「霊山」と称せられる山は沢山ありますが、なかでも広大なカルデラを持つ「阿蘇山」には、荒ぶる火の神と、開拓に燃える農耕の神
「健磐龍命(たけいわたつのみこと)」とが、渾然一体となって展開した数々のドラマがあります。
まさに「阿蘇山」こそ「霊山」と呼ぶにふさわしいのです。
春の夜を彩る野焼き
夏の爽やかな涼風
咲き競う阿蘇の野の花
秋の収穫を祝う紅葉
そして
冬のいてつくような寒さ…
霊山阿蘇には日本の自然が今も健在です。
その阿蘇山には、「雲生山、赤膚山、閼崇山」等、古文書に示されている幾つかの別名がありますが、かつて、中国、明の世祖「永楽帝」<1360~1424・明朝第三皇帝(在位1402~1424)>が、日出る国の火を噴く山「阿蘇山」に贈った「壽安鎮國山」は、幸せと慶びを祈願せずにはいられない、世界一の大火山にぴったりの称号と言えましょう。
この「霊山阿蘇」に因み、阿蘇の酒「霊山」「れいざん」及び「寿安山」と命名しました。
蔵元のこだわり
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阿蘇外輪山の伏流水
「れいざん」の味を生み出しているのが、阿蘇・高森町の豊かな環境です。原料の8割を占める水は、広大な阿蘇外輪山を伝って湧き出る伏流水を使用しています。
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「れいざん」の美味しさを支える酒蔵
万延元(1860)年に建造された酒蔵は、ぶ厚い土壁と土間によって、年間を通して酒造りに適した一定の温度を保ち、「れいざん」の美味しさを支えています。
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酒造りに適した気候
山村酒造のある高森町は夏に清涼、冬だと-10度までおよぶ寒冷地で、「れいざん」の味を生み出す酒造りに最適な気候です。
蔵見学・アクセス
〒869-1602 熊本県阿蘇郡高森町高森1645
TEL 0967-62-0001 FAX 0967-62-1820
蔵見学
蔵見学ご希望のお客様は事前にご予約が必要です。山村酒造様に直接ご連絡ください。
【酒蔵見学の概要】
料金:無料
営業時間:9~17時
定休日:不定休
駐車場:あり(10台)
宝暦12年(1762年)創業の山村酒造は、阿蘇五岳のひとつ根子岳の南側に位置し、通称「南郷谷」、最近は「南阿蘇」と呼ばれる九州のほぼ中央部にあります。現在の酒蔵は、万延元年(1860年)に建てたもので、南国九州とはいえ標高550mの地点にあって、清涼の夏も然ることながら、極寒の冬もまた格別です。霊山阿蘇のその世界一広大な外輪山より滾々と湧き出る山水は、飲用はもとより、醸造にも適した清冽な伏流水です。「阿蘇の酒れいざん」は、まさに阿蘇の米、阿蘇の水、阿蘇の人によって醸され、育まれてきた文字通りの「阿蘇の酒」です。