港区芝で日本酒と焼酎の販売、お酒と一緒に雑貨や本を売っています。

電話番号:03-3451-6421

営業時間:11:00~19:00(土曜日18:30)(日・祝日休)

  • 焼酎
  • 見学

大石酒造場おおいししゅぞうじょう

熊本県球磨郡水上村岩野1053

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大石酒造場

合資会社 大石酒造場

恵まれた良質の米・水で伝統を継承しながらチャレンジし続ける焼酎づくり
熊本県で最大の河川、球磨川。球磨焼酎の中でも最上流に位置する蔵。創業明治5年(1872年)、主要銘柄は長期琥珀熟成酒の「大石」、地元で中心に親しまれる「鬼倒」、最近では新酵母「KF7」を使用することにより、華やかで甘みのある「礼世奈」、などの米焼酎メインに製造しています。
原料米にこだわりがあり、自社生産法人、大石農場で自家栽培する「ひのひかり」「森のくまさん」「吟のさと」「山田錦」、契約栽培で「鯉農法無農薬米 五百万石」等を使用することにより、安心安全な焼酎造りを行っています。
昔ながらの技術と、厳選された原料を使った造りを大切にしながらも、原料、酵母、熟成にこだわり、新しい技術やアイディアを取り入れながら焼酎造りを続けています。

大石酒造場 仕込み風景

大石酒造場



大石酒造場の特徴

源流風景

大石酒造場 稲作風景

大石酒造場 貯蔵風景

最上流の蔵元

大石酒造場は球磨川沿いに点在する球磨焼酎の蔵元です。
その最上流に位置し、大自然の恩恵を最大限に受け、清廉な水と良質な素材で安心できる最高の味を追求しています。

長期熟成

大石酒造場の特徴のひとつに長期熟成させている焼酎がありますが、貯蔵する樽は天井に届くほどの棚にずらりと約1,200本で貯蔵していますが、それぞれの樽でじっくりと寝かせた焼酎をブレンドし、独自の味わいを引き出しています。

蔵元のこだわり

  • 球磨川の清流と球磨地方の豊潤な大地が育む味

    熊本県人吉盆地を流れる清流・球磨川。日本三大急流のひとつであるこの球磨川は、多くの焼酎蔵を抱えています。内陸性気候で寒暖の差が激しく、温暖多雨なこの地方の肥沃な土地は、古くからコメの産地として人々の暮らしを支えてきました。

    日本有数の清流と良質のコメ。この素晴らしい自然から与えられた素材が多くの焼酎蔵を生み出し、今や世界に誇れる「球磨焼酎」のブランドを築きあげたのです。

    そんな数多くの焼酎蔵の中でも、球磨川最上流に位置している大石酒造場は、熊本県の東南端、宮崎県との県境に位置する水上村にあり、古くからこの地で信仰の対象とされてきた霊峰・市房山(標高1,722m)に抱かれるように、その麓の、のどかな田園風景の中にあります。春には2万本の桜で彩られる市房湖畔、2,000本のしゃくなげが一斉に咲き乱れるしゃくなげ公園、夏には一面の緑に覆われる九州山地、そしてその表情を華麗な紅葉に変える秋、雪化粧をまとう冬。
    四季折々の様々な自然が演出する表情の中、明治5年の創業以来“こだわりの味”を追求しています。

    大石酒造場の酒蔵では米を蒸した芳香が漂い始めるのは、人吉盆地の空気が冷え込みだす10月上旬。
    この水上村では、めっきり寒くなった秋を実感する時期。球磨焼酎の伝統の味が育まれる時間の始まりです。

    大石酒造場 自然風景

    大石酒造場 自然風景

    安心・安全な味の提供のための自家栽培

    焼酎づくりのベースとなるのは、やはり原料です。
    お客様に安心して焼酎を楽しんでいただくために、より美味しい焼酎を味わっていただくために、大石酒造場では原料にこだわり、素材を探究しています。原料を選ぶだけでなく、それらの良質の素材を自らの目が行き届くところで栽培し、その品質を直に確かめるために、様々な原料を自家栽培しています。

    球磨焼酎の“命”ともいうべき米、当社で自家栽培しているのは「ヒノヒカリ」、そして酒造用として開発された新品種「吟のさと」の二種類。

    「吟のさと」は、従来の酒造好適米「山田錦」並のタンパク質含有率、心白率を誇りながら、大粒で栽培により適した特性を持った新しい品種です。
    より美味しい焼酎に巡り会うために探究した一つの答として、たどり着いたのがこの「吟のさと」でした。
    収穫されたこの新しい品種で、大石の「新しい味」「新しい答」がまた生まれる予感がしています。これらのほか、芋焼酎「わいわい家」の主原料・サツマイモ、かぼしゃ焼酎「万次郎」で使用している万次郎かぼちゃも自家栽培しています。

    より安全で、より安心なものを。そして、より美味しいものを求めるための、大石のこだわりの一つです。

    大石酒造場 田植え風景

    大石酒造場 稲作風景

  • 伝統の味に先進性を取り入れた、こだわりの焼酎

    水源近くの清流を引き込んだ大自然の恵み、長年に渡り築き上げられてきた“匠の技”、大石酒造場では、それらの伝統のみにとらわれることなく、常に新しい技術を求める探求心を持ち合わせています。
    大石酒造場社長・大石長一郎さんはこう語ります。「失敗してもいいから、冒険をしたい」それは、現状に満足することなく、さらにお客様に満足いただける一品を作りたいという、大石酒造場のこだわりでもあります。

    その“こだわり”は、まずは原料選びから始まりました。長い歳月における、数々の試行錯誤の結果、焼酎に合うさまざまな原料米を選定してきました。大石酒造場で発売している「源流の蔵」では、田んぼに鯉を放し、雑草や害虫を食べさせる鯉農法により作られた農薬・化学肥料を一切使用しない原料米「五百万石」を使用しています。
    本来、清酒造りに用いられる原料米ですが、焼酎の原料とすることにより、吟醸の香り豊かな味わい深い本格焼酎が出来上がりました。

    また「談笑中」では、熊本県産もち米を使い、まろやかで甘みのある焼酎を造り出し、「杜人(そまびと)では、酒造りに適しているとされる「山田錦」を60%に磨き、白麹を使用することでふくよかでまろみのある味を演出することができました。

    匠の味がさらなる進化を遂げる超音波熟成装置
    「PASS」の導入

    そして大石酒造場が導き出したもう一つの答が超音波熟成装置「PASS」の導入です。この装置は、短時間で物理熟成させ、アルコール分子が均一に分散することで、品質が格段に向上し、まろやかな口あたりの焼酎が造り出されます。

    また、アルコール分子が極めてスムーズに肝細胞内に取り込まれることから、悪酔いや二日酔いしにくくなるという長所もあります。

    長年の経験から生み出された味と、現代の技術から生みだされる味、この二つを融合することで、「鬼倒」は生まれました。大自然の恵みから演出された、体に優しい大石の自信作です。

    大石酒造場 仕込み風景

    大石酒造場 工場内部

  • シェリー樽、コニャック樽による長期熟成

    大石のこだわりは、原料にとどまりません。それは、シェリー樽とコニャック樽を使用した長期熟成です。

    球磨焼酎には、もともと熟成という概念があまりありませんでした。しかし他の酒と同様、熟成させることにより球磨焼酎はどう変化するのだろう、という好奇心から熟成を試みました。おそらく、球磨焼酎では初めての試みであったはずです。

    わずかな好奇心から始まった試みは、果たして、長い年月を経て予想以上の成果を生みました。樽貯蔵による深みのある味わいを持った大石の自信作「大石」、「極上大石」、そして20年もの長い間じっくりと熟成された限定酒「大石二十年酒」。これらは大石酒造場の伝統の技と様々なこだわりから生まれた、胸を張ってお届けできる自信作なのです。

    大石酒造場 貯蔵風景

お酒紹介

大石酒造場のお酒の一部を紹介します。

  • 大石酒造場 大石 720ml

    大石 720ml

  • 大石酒造場 四季の彩り 赤うめ酒 500ml

    四季の彩り 赤うめ酒 500ml

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蔵見学・アクセス

〒868-0701 熊本県球磨郡水上村岩野1053

蔵見学

大石酒造場では、皆様により球磨焼酎を身近に感じていただくために、蔵見学を受け付けております。
球磨川沿いに点在する酒蔵の中で、最上流に位置する豊かな自然によって育まれ、伝統にこだわった製造手法、最先端の技術の融合を肌で感じてください。

【酒蔵見学の概要】
見学時間:約30分(試飲コーナー含む)
定休日:日・祝祭日

  • 少なくとも見学の3日前にお申し込みください。
  • 見学については製造工程等の関係上、希望の日時にはお受け出来ない場合もございます。
    予めご了承ください。