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『越智杜氏を発見

先週に続き「純米酒を極める」に絡めた話。

新書本「純米酒を極める」表紙

本の中に『越智杜氏』を発見した時、本当に嬉しかった

新書本「純米酒を極める」全国の主な杜氏のチャート

南部杜氏、越後杜氏、丹波杜氏など有名どころとともに、目を凝らすと、私の本籍地のある愛媛県に二つの杜氏名称がある。
チャート名は「全国の主な杜氏集団」ですよ。

私の本籍地、正確に申し上げると、現在の今治市宮窪町(平成の市町村大合併の前までは越智郡宮窪町)。

そして、宮窪町の寺に越智杜氏発祥の言い伝えが残っています。
父の時代まで我家の菩提寺は言い伝えの残る海南寺(旧、愛媛県越智郡宮窪町)でした。

その寺には杜氏の発祥に関わったとされるお坊さんがいました。
その住職は関西の酒どころのある寺から、今で言う転勤で着任?したとのこと。

当時の宮窪村、大阪城や国会議事堂などにも使われている大島石は昔から有名ですが、後は漁業と蜜柑栽培。

檀家衆には貧しい人も多く、住職に相談したようです。

檀家衆

御坊、何か良い儲け口ないですか、なもし

住職

そやなあ、杜氏でもやっだらどないかぁ、えらい良い稼ぎになるで、教えてしんぜますわ

会話は私のたくましい想像ですが、こんな背景から杜氏が誕生し、近隣の島にも越智杜氏が増えていったようです。

宮窪町は伊予大島の北側に位置し、極めて速い潮流を天然の要害として、村上水軍の能島水軍が本拠「能島城」を作ったことでも有名です。

現在、越智杜氏は残すところたった山丹正宗の社員杜氏、村上氏一人。

その前任のS杜氏が、私の親族だったことが昨年七月に蔵を訪問する直前に分かり、改めて「純米酒を極める」のチャートを眺め、感傷に浸ったという訳です。

今も、海南寺の住職の墓には日本酒が必ず供えてあるとのこと。
来月、帰省予定なので、山丹正宗のバリーさんのカップ酒を携え、お参りをする予定です。

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『丁稚のつぶやき』を担当しております「ものがたり酒店」のMYです。
週1ペースでお店に出没しています。

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注2お酒を飲みながら在宅で
注3積極的に試飲にお付き合い

なお、MYは「永世丁稚」の称号を大旦那様より賜った筈だ⁉と主張していることを申し添えます。